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キモノは別腹

コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』の イラスト付きキモノよもやまと無駄話                                    

秩父夜祭3

秩父夜祭1

さて当日、正午過ぎに池袋から秩父行きの電車に乗車して、お弁当を頬張りながら、現地へと思いを馳せます。

秩父夜祭2

飯能から電車はスイッチバックをして車体も斜めになり、まるで登山鉄道のよう。(乗り物酔いされる方には辛いかも・・・。)

みるみると景色は変わり、秩父に到着。
改札を出たところで、一日ご案内頂くTさんとご対面。

都心に比べると気温は低いものの、恐れていた程ではないことに、まずは胸を撫で下ろします。
駅から武甲山を見上げたところ、山肌が白く、秩父にはもう雪が降ったのかと驚いてTさんにお訊ねしてみると、雪ではありませんでした。

1955年発行秩父多摩国立公園

秩父と言えば・・・ついつい銘仙を思い出してしまいますが、かつて隆盛を極めた産業がもう1つありますね。

セメントです。

なんと、武甲山の白い山肌は石灰岩の採掘によるものでした。
武甲山と言えば、秩父神社の神奈備山(カムナビサン:神様が居ます山)です。
そんなお山が形状を変える程に削られることもあるのかと、ちょっと驚きました。

しかし、初めての土地で、目に入るもの全てが珍しい。

秩父夜祭4

駅前は紅白幕が張られたテントでいっぱい。

秩父夜祭5

ノボリも立って、まさにお祭騒ぎ。笑
お肉屋さんの軒先には、猪が吊るしてありました。

まず最初に連れて行って頂いたのは駅から近くの『お旅所』。
秩父夜祭の神事が行われる斎場です。

秩父夜祭6

お旅所は、秩父神社と武甲山を結ぶ直線上にあります。
年に一度、武甲山の男神と、秩父神社の女神である妙見神(天之御中主神・あめのみなかぬしのかみ)がこの場所で神婚されるというのが、秩父夜祭で執り行われる神事です。

祭りの見所でもある曳山は、その妙見神を斎場にお連れする神婚行幸なのです。

神輿の先祓いをするのが曳山の本来の目的だったようですが、現在は神輿が一番先頭を行き、その後に曳山が続く形式が取られています。

・・・とはいえ、何故斎場に亀?っと思われる方も多いことと思います。
私もそう思いました。笑

かいつまんで言いますと・・・
妙見神は北斗星を神格化したものだそうで、北を守る玄武の背に乗っているのだそうです。(南は朱雀。西は白虎。東は青龍)
亀は玄武を意味しており(確かに実存している生物の中では一番似ているでしょう。笑)、秩父神社から運ばれて来る妙見神(大弊束:大きな御幣のようなもの)を亀の背中に立てることで、妙見神が玄武の背中に乗った状態になるのだそうです。

これで武甲山の男神を迎え入れる準備が整い、新婚の神事が始まるのです。

ちなみに、この神事自体は、神職の方以外は立ち入ることは出来ないそうですが、神事が終わった後の数時間、大弊束はそのまま亀形石の上に座したままなので、一般の方も参拝することが出来るそうです。
ただし、23時頃からとのこと。
もちろん、今回日帰りの私たちは拝見することは出来ませんでした。残念・・・。

秩父は銘仙が有名

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コメント

秩父銘仙

はじめまして。
「秩父銘仙」のブログを書いている者です。m(__)m

七緒の説明、不十分なので、おせっかいにやってまいりました。(^^ゞ

「節のある丈夫な絹糸などで織った丈夫な太織り」だったのは明治の頃までで、その頃は無地や格子でした。
「大柄で派手な色あいのもの」は明治後期にほぐし絣の技術が生まれてからで、その頃にはもう生糸を使っていました。(模様銘仙と言います。)
最盛期には安価で、大量に作るため絹紡糸や化繊(人絹)、綿糸(瓦斯糸)が使われるようになりました。
アンティーク(この言い方は好きではないのですが)の銘仙が弱い、と言われるのはそのためです。
でも、この時期の銘仙が一番魅力的だと思います。

私は何年も秩父へ通っているのですが、夜祭りはまだ見たことがありません。(^^ゞ
すご~い迫力がある!ってことだけは聞いているのですが・・・
レポートの続き、楽しみにさせていただきます。m(__)m

登夢さま

はじめまして、猫帽子のほうです。
ナイスフォローをありがとうございました!
銘仙といっても、いろいろあるんですね。

登夢さんのブログを拝見させていただきました。
秩父銘仙のデザインをされているんですね(制作もされているんでしょうか)
私は、キモノに関する知識はおろか、染め織りの簡単なこともさっぱり知らないので、いろんなことがよくわからないんですよー。

そこで!お願いがあるのですが、明日アップされる記事のイラストについて、更にフォローを入れていただけませんでしょうか?
銘仙に関する記述で、よくわからないことがあったもので、イラストにしてみました。
プロの方には爆笑ものの内容だと思うんですが、そこはそれ、シロウトなので(笑)
もしお時間ありましたら、ひとつよろしくお願いいたします!

お返事ありがとうございます。

私の友人が秩父銘仙の後継者育成講座の勉強しておりまして、その練習用の作品としてデザインの協力をしております。
ですので、残念ながらプロと呼べるレベルではありませんが、一緒に現場を見せていただいたりしておりますので、少しは詳しいと思います。

それと着物の師匠から「銘仙研究家を目指せ!」と言われておりますので、私のわかる範囲のものでたら、どうぞ、なんなりとお申し付けください。
(もし、わからなかったら、また秩父に行った時、調べて来ます。(^^ゞ)

では、次回の記事、楽しみにさせていただきます。

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Author:ひよさ
コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のひよさです。
近頃は更新が滞り気味ですが、お気楽キモノのブログとしてスタートしたこのブログも、開設から16年目へと突入しました。相変わらず、相棒うにさと、女ふたりの同居生活をしながら、コミックエッセイを描いたりしています。ブログでは私ひよさが文章担当。イラストをうにさが担当。時々アップされる『うにさの別パラサイト』もお楽しみに♪
鼻緒のご紹介は主にInstagramとTwitterに上げています。
Instagram@studiokuu_hiyosa_unisa

Twitter
ひよさ@kimonobetsubara

うにさ@unisastudiokuu

About STUDIO Kuu(中文)

HIYOSA與UNISA是插畫家搭檔。 HIYOSA是個和服狂熱者,正實踐著「和服生活」,將和服融入日常。 UNISA雖然無法憑一己之力穿和服,但她繼承了許多家人的和服,是一個對和服頗有好感的和服新手。 HIYOSA與UNISA從2007年開始經營和服部落格「買和服是另一個錢包」,大受歡迎,因此融合漫畫與散文,創作了《和服女孩 日本微旅行》。 兩人不只是工作夥伴,在生活中,也是日本少見的合租室友。 她倆從2013年的冬天開始,在網路藝文誌MATOGROSSO連載的漫畫「一人的兩人生活」,將於2014年冬天由日本出版社EAST PRESS出版成書。

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